心書✖パステル150303「機縁」

『機縁』

迷いあり
疑いあれど
止めぬ歩歩
時期定まれば
つながる縁

 

縁というのは不思議なものですよね。
生きているとさまざまな人と関わります。
親や兄弟はもちろんですが、
友人、恋人、配偶者、会社の同僚、上司
近所のうるさいおじさん(笑)など。

江戸時代に徳川家の剣術指南役をつとめていた
柳生家の「家訓」にこういうものがあります。

小才は縁に出会って縁に気づかず。
中才は縁に気づいて縁を活かさず。
大才は袖振り合って縁をも活かす。

人の才能の度合いによって縁をどのように
生かしているかが表現されています。

大才とは才能がある人ですね。
そういう人は些細なチャンスも逃がさない。
そんな意味でしょうか。

確かに縁の活かし方で人生は大きく変わります。

そして縁というのはつながる時期があります。
そのときのあなたの状態に応じて必要な縁とつながるからです。

これを書いたときもそんな想いがありました。
そのイメージをパステルと筆文字で表現しました。

もちろんそれらも縁としては大切な要素です。

でも僕がこの記事でお伝えしたいのは、
これらのものとはちょっと違うんですね。

こういう格言は確かにその通りだなと思います。
すごくいい言葉ですよね。

でも「縁を活かしきる」なんて言われても
そんなの難しよと感じる人もいるのではないでしょうか?

なので、これとは違う側面の縁について書きますね。

どんな人にもとぎれない縁というのはあるように思います。

あなたが困ったときに、いえ困った時だからこそ
手を差し伸べてくれるような人です。

大切なのは、

その差し伸べられた手を握ることができるか。
あなたを助けたいという相手の想いを
素直に受け取ることができるかということです。

僕もなかなか自分の弱みを他人に
見せられないところもあります。

でも、今ではその考えも薄れてきました。

1人で悶々と悩んでいても解決しないどころか
さらに悪い状況になる場合があると分かったからです。

甘えすぎるのは考えものですが、
差し伸べられた想いは素直に受けたほうがいいと思っています。

人はひとりでは生きれない

という言葉を聞いたことはありませんか?

僕たちは学ぶためにこの世に生を受けました。
そのために自分とは違う他の誰かと関わることになります。

ときには、それが大きな悩みを生み出します。
大きなストレスとなり病気になるときもありますよね。

でも救いもあります。

人に傷つくこともありますが、
人に救われることもあるからです。

縁というのも同じような側面があります。

傷つけあうもの。
助け合うもの。

傷つけあう縁も学びの上では必要なのでしょう。
でもそれだけでは辛いですよね。

だからこそ助け合う縁というのものが、
あなたにとってかけがえのないものになるのです。

しばらく連絡が途切れていても、
あなたが悩んでいるときに連絡をくれる人はいませんか?

SNSでたくさんの人とつながることができる現代。
それはそれで楽しいものだと思います。

でもこの世の中にあなたのことを本当の深いところまで
理解してくれる人はそれほど多くないです。

もちろんあなただけではなく僕も、それ以外の人もです。
お互いの真の深い部分まで分かりあえる人は
数えられるほどしかいません。

人数は人にもよると思いますが、

ひとりいるだけで大きな救いになるはずです。

その縁はなによりも大切にしてほしいですね。
それこそがあなたにとっての大切な財産です。

もちろん助けてもらうだけではなく
あなたが助けることも必要です。

縁は一方通行では成り立たないからです。

あなたは心の深いところまで分かりあえる縁をもっていますか?

『そんな人いないよ』

と思う人も安心してください。

あなたにも必ずそういう人がいます。
少し勇気がいるかもしれませんが、
心を開いて外の世界を観てくださいね。

ほんの少しの勇気があなたを救います。