e325fc0d1cbd1cb1dc5c0adf25e80bc5_s

ホツマツタエを勉強していて、誰もが驚くことがあります。
 

それは、

天照大神が男神だったという記述です。
 

ホツマツタエでは天照大神のことをアマテルカミと
呼んでいて、13人の妃がいることになっています。
 

『ひぇーっ、もしかしてトンデモ本なの?』
と思ってしまうほど衝撃的なことです。
 

アマテルカミ(天照大神)が女性なのは日本人なら
知らない人はほとんどいないでしょう。

『古事記』や『日本書紀』を知らなくても、
日本人の常識といってもいいくらいなことです。
 

『ホツマツタエ』を偽書扱いにする人の気持ちが
分からなくもありませんが、

そこで思考停止してしまっては真実を見誤る可能性も
あるので検証してみたいと思います。

なぜ、男神が女神にすり替えられたのか?

1966年に神田の古書店でホツマツタエを発見して、
その後、心血を注いで研究された松本善之助さんの見解
はこのようになっています。
 

簡単に概要だけ述べさせて頂きますね。

天皇は男性がなるのが常識だった。
       ↓
女帝第一号の推古天皇が即位するときに合理的な支柱が必要だった。
       ↓
そのために天照大神を男神から女神に仕立て上げた。

その意を汲んで作為したのが蘇我馬子と聖徳太子だったのでは
ないかというのです。
 

大胆過ぎる改ざんには違いありません。
 

『根拠はあるのか?』
という厳しい質問が飛んできそうです。
 

松本善之助さんの見解はこうです。

ホツマツタエには天照大神の姉、ヒルコ姫についての記述があります。

これが日本書紀では天照大神自身にすり替えられてしまっているのです。

そして、アマテルカミ(天照大神)には12人の妃がいましたが、
その妃たちの神社のいくつかは式内社として現在でも残っているとのこと。
 

ちなみに式内社とは朝廷の勢力下として認識されていた神社のことです。
 

資料、特に歴史書の解釈にはさまざまな見解がつきものです。
これらの意見に反対する人はもちろんいるでしょう。
 

『古事記』や『日本書紀』が常識という観点から見たら、
『ホツマツタエの見解はちょっとね』
という声が聞こえてきそうです。
 

しかし『古事記』『日本書紀』が絶対正しいという根拠は
どこにあるのでしょうか?
 

歴史の解釈は発掘と残された文献、生き証人によってなされます。
 

当然、アマテルカミ(天照大神)についての生き証人が
いるはずがないので、頼みの綱は発掘と文献です。
 

アマテルカミ(天照大神)が男神だというのは『ホツマツタエ』の解釈です。

天照大神が女神だというのは『古事記』『日本書紀』の解釈です。

歴史書の解釈であるのはどちらも同じ。
 

ただ『古事記』『日本書紀』が常識のように思われているだけなのでは?
 

そんなことを思ってしまう今日この頃です。