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こんな話を聞いたことがある人もいると思いますが、、、

太古の昔、世界は闇に包まれました。

太陽神である天照大神が天の岩戸に隠れてしまったからです。

他の神々は困り果て、あの手この手を使い天照大神を
岩戸から出そうとします。

そして、みんなで知恵を出し合い、協力して、岩戸から
出すことができました。

闇に覆われていた世界は再び光を取り戻すことができたのです。

めでたし、めでたし。
 

これは日本神話の天の岩戸隠れのお話です。

もちろん、すごく簡単に書いているので実際の記述通りではありません。
 

古事記や日本書紀を詳しく知らない人もこの話は何となく
知っているのではないでしょうか?
 

『ただの神話でしょ?』
と、どこか遠い世界の話だと思っているかも知れません。

しかし、この話は誰にでも起こるようなことでもあるのです。
 

『どういうことですか?』
と思ったかもしれませんね。

その問いに対する答えをこれから書いていきます。

神話をいまある現実に照らし合わせてみると、、、

人生は山あり、谷あり、まさかありの道のりです。

ときにはどん底に落ちるような経験をすることもあります。

もちろん人によって程度の差はあるでしょう。
 

しかし、精神的にも肉体的にも疲れ果ててボロボロになってしまう。

『もうダメだ、、、』

そんな時期を経験することもあります。

心がどんよりと曇っているので、まるで自分だけが
闇の中にいるみたいです。
 

しかし、そんなあなたにも手を差し伸べてくれる人たちが現れます。

あなたは最初、頑なに彼らを拒否するかもしれません。

『だれも自分の気持ちを理解してくれない』
そんなことを思いながら。
 

それでも、彼らは諦めません。

あの手この手であなたにアプローチしてきます。

なぜなのでしょうか?
 

あなたに本来の輝きを取り戻して欲しいからです。

あなたは徐々に彼らに心を開いていきます。

そして、いまいる闇の世界から出る決意をするのです。
 

あなたは再び自身の人生を歩み始めます。

それは、あなたが心の岩戸から出て、自分自身の光を取り戻した
ということを意味しているのです。

闇を知り、光があることを知る

どうでしょうか?
 

『過去にはそんなことがあったな~』
と当時のことを思い出している人もいるかもしれません。

『いままさにそんな感じだよ』
といまの自分に重ね合わせているかもしれませんね。
 

人は大小の差はあるにせよ『闇』を経験をします。

その『闇』という辛くて苦しい時期を乗り越えて
『光』があることを知るのです。

 

世界が『闇』だけなら『闇』を認識することはできません。
世界が『光』だけなら『光』を認識することもできません。

『闇』を知らなければ『光』を知ることもできないですよね?

片方だけでは成立しないからこそ双方の経験が必要になるのです。
 

そして『闇』から救い出してくれるのは周囲の人たちです。

実際にはあなたが新たな一歩を踏み出そうという決意が必要ですが、
そのきっかけを作ってくれるのは他の誰かだったりします。

それは家族かも知れないし、友だちかもしれない。
偶然知り合った人かもしれません。
 

人によっては、何とか自力で立ち上がる場合もあるでしょう。
しかし、人はひとりでは生きていけません。

誰かと縁を結び、その縁の中で歩んでいくのが人生です。

人生はあなたが主役の映画みたいなものです

『いえ、私には主役なんて、、、』
という人もいるかもしれません。

しかし、あなたの役柄がどんなものであったとしても、
あなたの人生はあなた自身が主役なのです。
 

人はなぜ生まれてくるのか?
 

『使命、天命を果たすため』
という人もいるかもしれません。

『いや、人生に意味なんてないよ』
という人もいるかもしれませんね。

さまざまな答えがあると思います。
 

ただこの地球に何らかの経験をしにきていることは
間違いないのではないでしょうか?
 

そして、もっと言えば、創造するためにです。
 

『創造』というとピンと来ない人もいるかもしれません。

しかし、この『創造する』という能力は人間だけに与えられたものです。
 

もちろん、誤った使い方もできます。

そして、たくさんの痛みや悲しみや憎しみを創造してきたのも事実です。
この世界にはそんな過去の蓄積された記憶でいっぱいです。

みんな、その記憶に足を取られて身動きができないのが現在の状況ではないでしょうか?
 

しかし、過去の記憶にばかり焦点を当てると、
どうしてもそこの延長線上の未来しか思い浮かびません。

これは過去のことなんかどうでもいいというわけではありません。
 

『どうすればよりよい未来になるのだろうか?』
と未来に起点を置くことが大切だと言いたいのです。

よりよい未来になれば過去の解釈も変わってきます。

あの時の出来事があったから、いまの幸せな自分がある。

そう思うことができます。

しかし、過去を起点に考えると、どうしても過去の視点に縛られてしまいます。

あのときの出来事があったから、いまの自分はこんな悲惨な状況にある。

きっと未来も悲惨に違いない。

ということになります。
 

それは過去にくさびを打って、自らがそこにつながれているみたいなものです。
 

だから、まず起点を未来に置くのです。

『どうすれば、よりよい未来になるのだろうか?』

『そのためにいまここにあるものをどのように活かせばいいのだろうか?』

そうすることで、先に未来にくさびを打つのです。

言葉に解釈やイメージをかぶせると真実を見失うこともある

言葉は時間と共にさまざまな解釈やイメージが重なっていきます。

そして書物はあくまで誰かの視点で書かれたものです。
必ず1人の人間の自我というフィルターがかかっています。
 

その中にはかなり意図的に思想を操作しようとするものもあります。

そして、それらを無造作に信じる人が多くなると、それが当たり前になるのです。

当たり前になるということは、それが現実だと認識しているということになります。

そして、真実は隠されたまま、私たちはその存在を忘れてしまうのです。
 

これだけの情報があふれている現在。

何が本当で何がウソなのかを見分けるのも困難です。
 

『知識はたくさんあった方がいい』
『たくさんの情報を知っていた方がいい』

本当にそうでしょうか?
 

たくさんの知識と情報に翻弄されて、自分自身の本当の声を
見失っていませんか?
 

あなたの奥には真我というものがあります。

あなたという存在の中枢を成すものです。

無造作に知識や情報を得ようとすると、
その真我の声が聞こえなくなります。
 

あなたは本当は自分がどうしたいのかが分かっているのです。

ただその声を聞こうとしないだけなのです。

ではどうすればいいのか?

目をつむり、心を鎮めて、自分に問いかけるのです。

『本当は自分はどうしたいのか?』と。

創造はそこから始まります。
 

思考をなくして、心の声を感じ取るのです。

その声があなたの人生を創造の道へと導いてくれます。
あなたはただひとりあなたの人生の創造主だからです。
 

それは外に求めても決して得られるものではなく、
あなたの中にあるものです。
 

神話の『天の岩戸隠れ』は人生に起こる苦難や絶望の
象徴みたいなものです。

それは病気をすることかもしれないし、
精神的に追い込まれることかもしれません。
 

しかし、人はそのとき外ではなく自身と向き合う
ことを余儀なくされます。

『この苦しみは誰にも分からない』

確かにその通りです。

安易に『あなたの気持ちはよく分かる』なんてことは言えません。

経験することも人によって違いはあります。
 

しかし、岩戸の中の闇に身を潜めて、自分自身と向き合う。

そして、真我の声を聞き、本来の自分の在り方を
思い出していく。

これが人生の岩戸開きではないでしょうか?
 

人生には岩戸開きが必要です。

それは、本来の自分に目覚めるという目的があるからです。
あなたは自分の人生の創造主です。

あなたが最も輝ける在り方を表現してみてくださいね。