ホツマツタヱ?ヲシテ文字??縄文人の宇宙観???

人だったり、本だったり、人生にはさまざまな出会いがありますが、

「これはインパクトあったなあ」

という経験はありますか?
 

「結構あります!」

という人もいれば、
 

「いや、そんなのないよ」

という人もいるかもしれません。
 
 

僕も40年ちょっと生きてますが、何度かそういう経験があります。

その1つが、ホツマツタヱとヲシテ文字との出会い

IMG-8444

IMG-8424 (2)

(※ホツマ出版株式会社で販売されているテキストとヲシテ文字表です。)
 

友人の千葉由紀子さんに誘われて、ホツマツタヱ研究家のいと きょう先生の勉強会に参加したのがキッカケです。
 

ほぼ予備知識なしに参加したのですが、

「ホツマツタヱという書物が縄文時代に関連していて、縄文人の宇宙観を表したものがヲシテ文字」

と聞いて、「???」という感じだったのです。
 
 

歴史には、もともと興味があったのですが、

主に戦国時代、幕末がメイン、古代と言っても天智天皇や天武天皇あたりまで。

それ以前、縄文や弥生時代については、ほぼ興味がありませんでした。
 

縄文と言えば、竪穴式住居に住んで、土器や土偶を作り、狩りや漁をする、というイメージ。

それが、、、
 

古事記などで登場する神々が実在した人間で、時代的には縄文時代のお話?

縄文人にはビッグバンや輪廻転生の概念もあった??

そもそも、日本には漢字以前に文字がなかったのでは???
 

「なんだかとんでもないインパクトのあるお話を聞いてしまった」

と勉強会が終わった後は、ちょっとアタマの整理が追いつかない感じだったのです(笑)
 
 

でも、いと きょう先生のお話は、感覚的なところにすごく響いて

自分の中の深いところで、何かが揺り動かされている、という感覚がしていました。
 

今までの概念がひっくり返るくらいだったのですが、
 

なぜか、

「それは嘘でしょ!」

という否定する気持ちは全くと言っていいほどなかったのです。

不思議ですね。
 
 

そんなインパクトがある出会いだったホツマツタヱとヲシテ文字なのですが、

やはり縁が深かったのか、
 

このとき勉強会に誘ってくれた千葉由紀子さんと、由紀子さんの知り合いの鈴木邦明さんと僕の三人で、

「ヲシテ同好会」というヲシテ文字を書く会を発足することとなったのです。
 

そして、発足から約1年後の9月(17日~23日)に、

初の作品展「ヲシテ同好会 作品展~原点回帰∞縄文の魂動」を開催できる運びとなりました。
 
 

この記事では、作品展の様子をレポートしていきます。
 

この作品展は、

・ヲシテ文字の作品展示

・ワークショップ

・講演会

の3つの要素で開催しました。
 

講演会には、

僕たちのホツマツタヱの先生でもあるホツマツタヱ研究家の いと きょう先生

勾玉セラピー創始者の伊藤直美先生をお迎えしました。
 

いと きょう先生には、縄文人の宇宙観のお話、

伊藤直美先生には、潜在意識、集合意識のお話をしていただいたのですが、

時代の大きな変わり目だからこそ、どちらのお話も深く響く内容でした。
 
 

そして、作品展と言えば、いろいろな方とお会いできるのが楽しみの1つ。

普段交流がある方はもちろん、

今まで、ホツマツタヱやヲシテ文字のことを知らない方がふらっと入ってきたり。
 

反応は人それぞれ。

もちろん、当たり前なのですが、

その違いに面白さを感じたものです。
 

「へぇー、そんな視点で見てるんだ~」

と思ったこともあったり。
 

ものすごく濃い時間だった「ヲシテ同好会 作品展~原点回帰∞魂動」。

1週間の様子をまとめて、お伝えしますね!

ヲシテ同好会作品展 1日目

「人間が発揮できる力の割合は、顕在意識が4%なのに対して、潜在意識が96%」

ちょっとスピリチュアルや心理のことをご存知の方なら常識だと思います。
 

でも、潜在意識のさらに奥にある領域があるのをご存知ですか?
 

潜在意識は「個人的無意識」とも言います。

そのさらに深いところにあるのが「集合的無意識」です。
 

「潜在意識(個人的無意識)」についてはよく知っているけれど、

「集合的無意識」についてはよく分からない(認識できていない)人も多いのではないでしょうか。
 

「集合的無意識」は「潜在意識(個人的無意識)」よりもっと大きな力を発揮できる領域です。
 
 

この日はヲシテ同好会作品展「原点回帰~縄文の魂動」の初日でした。

その初日に特別講演としてお呼びしたのが伊藤直美先生です。

直美先生は、勾玉セラピーの創始者で、潜在意識のスペシャリスト。

潜在意識のスペシャリストと言っても、その奥にある集合的無意識までを見据えて活動をされています。
 

この講演会は「縄文の意識と369に繋がる体感ワーク」というテーマです。

縄文や数霊、369(ミロク)のお話を通して、集合的無意識の存在と活用法をご自身の体験談、実例を交えて、分かりやすくお話しくださいました。
 

お話だけではありません。

実際に「集合的無意識」を使うとどうなるか?
 

普通では出せない力を発揮できることが実感できるという体感ワークつきです。
 

参加された皆さんも、その力の大きさに納得されたご様子で、

「集合的無意識の力ってスゴイね!」

という驚きに、思わず皆さん笑みがこぼれていました。
 

きっと自分たちの中にある可能性の凄さを実感したからだと思います。
 

集合的無意識は、個人的無意識のさらに奥にあるものです。

だから、個人がいくら頑張っても作用しないこともあります。
 

ただ、今は多くの人がその可能性に氣づき、時代も大きく変わろうとしています。

そんな時代だからこそ、集合的無意識に繋がることで、より個人の可能性や、より全体のためにその力を活かせることが出来るのでしょう。
 

「私は101匹目の猿現象を起こしたいんです」

直美先生はそうおっしゃいます。
 

「一人でも多くの人が集合的無意識に繋がることで、この世界は良い方向へ向かっていく」

そう思っているのです。
 

その言葉からは、個を超え、全体の幸せのために自らが出来ることをしたい、いや、しようという想いがヒシヒシと伝わってきます。
 
 

直美先生は、自らの人生を潜在意識の探求によって切り開いてきました。

だからこそ、その言葉には重みや力強さを感じることが出来ます。
 

集合的無意識の力は、陰陽統合されてこそ発揮できるもの。

個人の領域を超えているので、あなたと私という区別もありません。
 

いま注目を集めている縄文時代がまさにそういう時代でした。

全体のために自己犠牲という概念はなく、個の幸せは全体の幸せであり、全体の幸せは個の幸せでもあるのです。
 

「集合的無意識に繋がって活動する人が一人でも増えてほしい」

本日の講演会で、直美先生のその想いを多くの人が受け取ったと思います。
 
 

とは言え、今日お話しくださったのはごく一部のお話です。

ご興味ある方は、「勾玉セラピー」「陰陽統合魔法のセミナー」でチェックしてみてくださいね。

ヲシテ同好会作品展 2日目

作品展の2日目。

お馴染みの方が多かった昨日と比べて、今日はヲシテ文字に初めて触れる方がほとんど。
 

いろいろな方が来てくれましたが、
 

「国も宗教も違うんですけど、縄文に凄く興味があるんです!」

と仰っていた韓国の女性や、
 

「へー、ベトナムの文字みたい。面白いね!」

としきりに感心されていた学校の先生など、反応はそれぞれですが、初めて触れるヲシテ文字に、皆さん何かしら感じるものがあったようです。
 

千葉由紀子さんのダンスの生徒さんもレッスン終了後に6名来てくださり、初めて触れるヲシテ文字をそれぞれ感じてくださってくれていたみたいですね。
 

同好会に参加して、作品も出展してくれているオカピー、忙しい中、合間を縫って足を運んでくれた弘美さん、

お越し頂きありがとうございました。

ご来場され、御記帳くださった方には、ヲシテ文字で書いた名刺サイズのカードを記念にプレゼントさせて頂いております。

初めてヲシテ文字に触れた方には、これが意外と好評みたいです。
 

ホツマやヲシテに馴染みがある方はもちろんですが、

初めて触れる方に「こんな世界もあるんだ」という新たな気づきが少しでもあればいいなと思っています。

ヲシテ同好会作品展 3日目

作品展の3日目です。

ほぼ、筆文字づくし(?)の一日となりました。
 

午前中は筆文字作品を書き、午後は、「プチ!ヲシテ文字を書く会」。

その合間に、ご来場くださった方々の名前をヲシテ文字で書いていました。
 

「プチ!ヲシテ文字を書く会」に参加してくださった真紀さんは、千葉由紀子さんのオルゴナイトWSに参加してくださった方です。

ヲシテ文字の説明に加えて、簡単に味がある文字を書くことができる筆の使い方、パステルの使い方をお伝えしました。
 

最初は筆を使うことに苦手意識があった真紀さんも、

書いているうちに筆で書く楽しさを感じて頂けたみたいです。
 

ヲシテ文字にもご興味をもってくださったみたいで、

ヲシテ文字表と僕のハガキ作品をご購入してくださり、

「とても楽しかったです」

と嬉しいご感想を頂けました。
 
 

もう一名、5歳の可愛らしいお客様がいらっしゃいました。
 

こちらも千葉由紀子さんのWSに親子で参加してくださったのですが、

「お絵描きがしたい!」

と言うので、最初パステルの使い方を教えて書いてもらっていました。
 

楽しんでいるのでいいかなと思っていたのですが、そのうち、

「これ書きたい!」

とヲシテ文字表をさすので、
 

「じゃあ、自分のお名前とお母さんの名前を書いてみようか」

とヲシテ文字を書いてもらうことに。
 

ヲシテ文字表をじっーと見つめながら一生懸命書いている姿が微笑ましかったです。

ご来場くださった皆様、ありがとうございました!

ヲシテ同好会作品展 4日目

作品展の4日目です。

「作品展に展示する作品は、作品展前に仕上げる」

と作品展が始まる前は思っていました。
 

でも、考えてみたらそんなルールはどこにもありません(笑)

そんなわけで、ご来場する方が少ない頃を見計らって新たな作品書いていました。
 

ふと浮かんだのは、ワカ姫様の回り歌です。

ワカ姫様はイザナキ、イザナミの長女で、古事記、日本書紀には出てきません。
 
 

ホツマには、こんなエピソードが載っています。
 

ある日、ワカ姫様がいる玉津宮(現在の玉津島神社)にアチヒコ(オモイカネ)様がお見えになったのですが、

ワカ姫様はアチヒコ様に一目惚れしてしまうのです。
 

ワカ姫様はアチヒコ様をみそめようと得意な和歌を送ります。

きしいこそ
つまをみきわに
ことのねの
とこにわきみを
まつそこいしき
 

漢字を入れるとこうです。

きしい(和歌山)こそ
妻を身きわに
琴の音の
床に我君を
待つぞ恋しき
 

この歌は上から読んでも、下から読んでも全く同じ歌になり、これを回り歌といいます。

なかなか良い歌も、良い断りの言葉も思い浮かばないアチヒコ様は、朝廷(たかま)へ一旦帰ります。
 

ホツマツタヱにはこうあります。
 

このうたは かえことならぬ

まわりうた われもみゆきの

ふねにあり カゼはけしくて

なみたつを うちかえさじと

まわりうたよむ

(この歌は、返事ができない回り歌です。我も御幸の船中で、風はげしく波立つ時、波打ち返そうと回り歌を詠みました。)

なかきよの とおのねふりの

みなめさめ なみのりふねの

おとのよきかな

(長き夜の 遠の寝ふりの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)

とうたえば カゼやみふねは

こゝろよく アワにつくなり

(と歌いますと、風は止み、こころ良く阿波に着くのでした。)

ワカヒメの うたもみやびを

かえさじと もふせはきみの

みことのり カナサキがふね

のりうけて メヲとなるなり

(アチ彦がワカ姫の歌の雅を返そうと申せば君(アマテル)より勅があり、カナサキが船を乗り受け(仲人となり)二人は夫婦となるのでした。

(※引用:やさしいホツマツタヱ/いときょう著 P70~P72)
 

それにしても、ワカ姫様は、とても情熱的な方だったのですね。

最後にワカ姫さまの和歌をもう一度。
 

きしいこそ
つまをみきわに
ことのねの
とこにわきみを
まつそこいしき

きしい(和歌山)こそ
妻を身きわに
琴の音の
床に我君を
待つぞ恋しき

この日ご来場いただいた方も、ヲシテ文字に触れるのは初めての方ばかり。

でも、

「知識は関係ないな」

と思いました。
 

関係ないって言い切ってしまうと語弊がありますね。

でも、ご来場くださった皆さんは感じたことを、

今まで培った知識や経験から出る思い思いの言葉で語ってくださいます。
 

専門家や知識がある方からすると、その言葉は拙く聞こえるかもしれません。

でも、心の奥底で、集合意識で感じているものは、きっと同じなんだろうと感動した瞬間がありました。
 

何が正しいか間違いかということがちっぽけに思えて、

いまここで、ここにいる人たちと集合意識で繋がっていることを感じられることに、喜びと幸せを感じていました。
 
 

「子供の頃、学校の校庭で土器を見つけたことがある」

とおっしゃっていた年配の女性が作品を見ながら淡々と語る言葉には、

簡素ながらも哲学的で美しいとすら思いました。
 

「これは占いに使うものみたいだねぇ」

何も説明していないのに、フトマニ図を見ながらある年配の女性はおっしゃっていました。
 

「へぇー、縄文時代に文字があったんだねぇ」

「文字だか絵だか分からないけど面白いね」
 

全くホツマやヲシテ文字のことを知らないのに、こちらが感心するような感想をおっしゃる方、

よく分からないけれど関心されたという方など反応はさまざまです。
 

でも、一人ひとりの心の中に、何か、たった一つでも、新たな種を渡すことができたのなら、それだけでも開催してよかったと思っています。

本日もありがとうございました!

ヲシテ同好会作品展 5日目


作品展の5日目です。

この日は、千葉由紀子さんのオルゴナイトWSに参加してくださった方々と盛り上がっておりました!



アーティストの方が多く、みなさんとても感性豊か!

マグラブを作った方、話を聞いて「作りたい」とWS参加をその場で決めてしまう方、とにかく直感、行動派の方ばかり。

話の流れで「プチ!ヲシテ文字を書く会」にも参加して頂くことに!

参加してくださったお二人、佳織さんと絵吏名さんもアーティスト。

最初、簡単にヲシテ文字と筆の使い方をちょっと説明しました。
 

で、下書きを少ししたと思ったら、「本番行きます!」とハガキに早速作品作りです(笑)さすがアーティスト!

お二人とも、短時間で素敵なハガキ作品を完成させていました。

佳織さんの作品、娘さんの名前をヲシテ文字で。

絵吏名さんの作品、ご両親の名前をヲシテ文字で。
 

もちろんWS以外にご来場された方々もいらっしゃいましたが、ヲシテ文字のことを知らない方がほとんど。

反応は様々ですが、知らないながらも何かしらを感じてくださる方もいて、ヲシテ文字表は予想以上に売れています。

今日、終わった時点で残っているのは1枚のみです。
 

本日は勾玉セラピストのとみけんさんがお忙しい中、ご来場してくださいました。

ヲシテ同好会作品展だけに(?)見事な渦が描かれているTシャツを着ていましたね。

作品展に飾りたいくらいです(笑)

ヲシテ同好会作品展 6日目

作品展6日目です。

ヲシテ同好会ではお馴染みの弘美さん、まつやんに加え、

弘美さんのお友達が2人、勾玉セラピストのまゆみさんがご来場。

42314598_1906524279439359_7901796516677812224_n

42304740_1906524772772643_6876938056230764544_o

作品のことも含めて、いろいろなお話で盛り上がりました!

こちらも同好会の常連、茂野和子さんが、お手伝いに来てくださって本当に助かりました。

42412620_1906523709439416_2221977802754752512_o 

なんとなく立ち寄ってくださった方々も、初めて触れる「ヲシテ文字」「ホツマツタヱ」に感じ入るものがあったようです。

ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!

『クライマックスは、、、』

最終日、クライマックスは、いときょう先生の講演会「縄文人の宇宙観」です。

15名で募集したこの講演会は、直前でキャンセルが出たものの、当日参加してくださったのは定員オーバーの18名。

集まるべくして、集まったこの18名の方たちとともに、いときょう先生のお話を聞きました。
 

テーマは、「縄文人の宇宙観」。

縄文の方々が感じていた宇宙創成(ビッグバン)の様子とフトマニ図についてのお話が中心です。
 
 

宇宙の創造神アメミヲヤが「ウー」と吐いた息で、「ア(天)」という左巻きの渦と「ワ(地)」のという右巻きの渦が表れ、

そこからウツホ、カゼ、ホ、ミヅ、ハニの五元素が生まれ、人や世界が創られていきました。
 

その宇宙観やエネルギーが形となったのがヲシテ文字です。
 
 

縄文と言えば、

「竪穴式住居に住み、狩りをして、魚を捕り、木の実を採取する」

「土器や土偶を作る」

というイメージしかない方がほとんどではないでしょうか。
 

もちろん僕もそうでしたよ。

2年前、いときょう先生の勉強会で縄文人が感じていた宇宙創成(ビッグバン)のことや、ホツマツタヱという書物があり、ヲシテ文字で書かれていることを知ったとき、

今までの縄文の拙いイメージがガラガラと崩れていったのを今でも覚えています。
 
 

今回、作品展に足を運んでくださった方々も、ヲシテ文字に初めて触れた方がほとんどです。

その中で若干、怪訝そうな感じの方もいましたが、ほとんどの方はよく分からないながらも、ヲシテ文字に関心を示してくださいました。
 

初めて触れる方に、短い時間でヲシテ文字、ホツマツタヱに関する詳しいご説明をすることはできませんでしたが、知識ではなく、もっと深い部分で何かを感じてくださっていたのではないかと思っています。
 
 

ホツマに出会って2年、何回も勉強会へ参加していますが、知識や理解はまだまだと感じています。

それだけ奥が深いのが、ホツマツタヱの世界。
 

と同時に、ただそこに書いてある知識を増やせば、理解できるというわけではないのもホツマの世界です。
 

いときょう先生がこのようなことを仰っておりました。

とても大切なことだと感じたので、私なりに解釈したことを書かせていただきますね。
 

ホツマツタヱを学んだ方が、宮司さんなどの神社関係者にホツマの話をするそうです。

宮司さんも古事記や日本書紀はご存知でも、ホツマを知っている方はまだ少ないのが現状。
 

ホツマツタヱというものがあるということを教えてあげるだけならいいのですが、一部の方が、ホツマツタヱの正当性を主張する余り、古事記や日本書紀を否定する発言をするのだそうです。
 

宮司さんが、

「古事記を読んだことはあるのですか?」

と聞くと、

「あんなものを読む必要はありません」

という方もいるのだとか。
 
 

実は、僕も古事記に、ずっと興味が持てなかったのです。

神様の名前はやたら長いし、描写されている不思議な世界観に馴染めなかったからです。
 

「神話ってこういうものなのかな」

と思って、詳しく読んだことはありませんでした。
 
 

ホツマでは神様は実在した人、私たちのご先祖様として描かれています。

古事記や日本書紀には書かれていないことも描かれているので、その元になった書物とも言われています。

もちろんその意見には賛否両論ありますよ。
 

古事記に馴染めなかった僕は、ホツマを知ったときに、古事記に対して否定こそしなかったものの、意識の中でホツマ優位になったのは確かです。

「ホツマを学んでいればいい」

という感じでしょうか。
 

でも、その後、神力車祥平さんの古事記のお話会に参加したことで、古事記にも興味を持つようになり、断片的ではありますが読むようになりました。
 

ホツマツタヱという存在は、初めて知った方には魅力的に感じられるのでしょう。

その気持ちもよく分かります。
 

未知だった縄文時代を新たな視点で見ることができますし、何より日本についての理解が深まるからです。

他の人が知らないことを知ったという優越感を持つ人もいるのかもしれません。
 

でも、ホツマツタヱが絶対に正しくて、古事記や日本書紀、またはその他の書物を否定、排除するとき、、、

ホツマツタヱの本質から外れることになります。
 
 

ホツマツタヱの根幹をなす精神が「トの教え」です。

左巻きの「ア(天)」の渦と、右巻きの「ワ(地)」の渦が合わさると陰陽が統合され、調和することで大いなる創造の力が生まれます。
 

初日の伊藤直美先生の講演会で陰陽統合されることで集合的無意識の力を使えるようになるとおっしゃっていましたが、ここに繋がりますね。
 

いときょう先生は「つくす、やわす」という表現をされています。
 

アマカミ(古代の天皇)は宇宙の大いなる力(陰陽調和された力)をいただき、それを民に尽くすために使っていました。

その精神を表しているのが「トの教え」です。
 

「つくす(尽くす)」は創造、「やわす(和わす)」は調和。

全体の調和のために創造する(国を安らかに治める)と解釈することもできます。
 
 

これは何もアマカミだけではなく、僕たちにも言えることです。

ひとりひとりがする創造(仕事、行為)が全体の調和のためになっていく。
 

「トの教え」には、ヤマトと呼ばれた日本の根幹をなす大調和の精神が込められているのです。
 
 

フトマニ図は、「元明け」という宇宙創造神であるアメミヲヤを中心に神々が住まう世界を表したものです。

中心から、アメミヲヤを表す「ウ」とその息から生じた「ア(天)」と「ワ(地)」の渦、その周りに四十八神。

「ト、ホ、カ、ミ、ヱ、ヒ、タ、メ」の八元神(ヤモトカミ)、

「ア、イ、フ、へ、モ、ヲ、ス、シ」の天並神(アナミカミ)、

「ヤマ、ハラ、キニ、チリ、ヌウ、ムク、エテ、ネセ、コケ、オレ、ヨロ、ソノ、ユン、ツル、ヰサ、ナワ」の三十二神(ミソフカミ)
 

フトマニ図を初めて表したのはトヨケ(豊受大神)です。これをイサナキ、イサナミに授け、アマテルカミ(天照大神)が吉凶を占うために体系化したと言われています。

「ト、ホ、カ、ミ、ヱ、ヒ、タ、メ」の八元神(ヤモトカミ)は左巻きの渦(陽、天)を表し、

「ア、イ、フ、へ、モ、ヲ、ス、シ」の天並神(アナミカミ)は右巻きの渦(陰、地)を表します。

二つの渦を左右に並べて書いたものを中心で折って合わせると、渦の向きは同じになります。
 

陰陽統合ですね。

善と悪、光と闇、男と女、、、

互いがあるから、違いがあるからそれぞれが存在することができるのです。
 

ここからも、ホツマが絶対正しくて、古事記、日本書紀は間違いという考え方が、ホツマの精神からも外れていることが分かります。
 

「日本が素晴らしい」

という気持ちが高まりすぎて、他の国を批判、排除するのも同じことです。
 

この宇宙に存在するものは全てエネルギー。

神様も人間もそうです。
 

「見る角度や現実を映し出す記憶が違うだけで、本質は同じもの」

ということが、目に映るもの、知識に囚われ過ぎると分からなくなります。
 
 

会場で、このフトマニ図を再現するワークがありました。

中心に、アウワの三人、

その周りに「ト、ホ、カ、ミ、ヱ、ヒ、タ、メ」の八人、

その周りに「ア、イ、フ、へ、モ、ヲ、ス、シ」の八人が円を作って並びます。
 

主催者である鈴木邦明さん、千葉由紀子さん、私を除いた参加者の方は18名。

いと先生を加えて19名でこのワークをするのにピッタリの数です。

まさに来るべきして集まった18名の参加者だったと驚きました。
 

この19名で、それぞれの音を順番に唱えたり、「ト、ホ、カ、ミ、ヱ、ヒ、タ、メ」や「ア、イ、フ、へ、モ、ヲ、ス、シ」を合わせて唱えたり。

みんなで響き渡らせた言霊、音霊は、まさに宇宙創成の様子を表しているみたいで、千葉県船橋市にある作品展の展示室を宇宙空間に変えてしまったかのようです。
 

縄文の人たちが感じていた宇宙創成と大調和の世界がここにはありました。

この場に集まった人たちと体感できたこの感覚こそが「縄文人の宇宙観」です。
 
 

「ヲシテ文字」はその宇宙観やエネルギーを形にしたもの。

この「ヲシテ文字」に魅せられて僕たちは「ヲシテ同好会」として活動しています。
 

だからと言って、漢字やひらがな、カタカナを否定しているわけではありませんよ。

ヲシテ文字が書きたいから、1人でも多くに人に知ってもらう機会を作りたくて「ヲシテ同好会」の活動をしているのです。
 

日本を知る上で、忘れていたことを思いだすという点で、ホツマの世界は本当に魅力的です。

でも、古事記も日本書紀も他の書物も存在するからこそ分かることもあります。
 

全てをこれからの未来のために活かしていければいいですよね。

「トの教え」という精神を心に置いて、これからもホツマを学び、ヲシテ文字を書き、僕たちなりに伝えられることを伝えていきます。

9月17日~23日までの一週間で、たくさんの方にご来場いただきました。

伊藤直美先生の講演会「縄文の意識と369に繋がる体感ワーク」

オルゴナイトWS

パステル×ヲシテWS

プチ!ヲシテ文字を書く会

「ヲシテ文字表」~同好会の書く会に参加してくださった皆さんと書きました。

「フトマニ図」~同好会の書く会に参加してくださった皆さんと書きました。

出展してくださった皆さんの作品

一緒にヲシテ同好会を主催している千葉由紀子さんの作品

アワ歌の首飾り

左がヲシテ文字で「タマヨリヒメ」、右はいときょう先生が作ったタマヨリヒメの和歌をヲシテ文字とひらがなで書いたもの。

タマヨリヒメの首飾り

『祈り』~ZEN展に出展した作品で、皇居勤労奉仕に参加して、天皇陛下の祈りと八紘一宇の理念に感動して作ったそうです。

テーブル奥から、千葉由紀子さんがZEN展に出展した「TARO」~岡本太郎の「太陽の塔」と「明日の神話」をイメージした作品と、それをイメージした筆文字作品を僕が書きました。

龍はパステルの先生でもある茂野和子さんが紙粘土で作ったもの。

周囲を取り囲むのは千葉由紀子さんが綿棒で作った神聖幾何学。

僕の作品です。


一緒にヲシテ同好会を主催する鈴木邦明さんの作品

アワ(天地)の歌

皆様と共有できた一瞬、一瞬の時間を本当に有り難く、嬉しく思っております。
 

講演会を快く引き受けてくださったいときょう先生、伊藤直美先生、講演会やWSに参加してくださった皆様、ご来場くださった皆様に心より感謝を込めて。

ありかとうございました!!

 
 
 

P.S.初日に講演会をしてくださった伊藤直美先生から、あおいくまさんのお話を聞き、お金に感謝の氣持ちを込めて小銭を洗ったら、999円。

最終日が終わり、何気に財布を見たら1000円札が9枚、小銭は999円で9999円!?
 

集合的無意識の数字9が、最初は3つで最後は4つに!?

お後がよろしいようで(笑)
 
 

ヲシテ同好会の参加リクエストはこちらから。

【ヲシテ同好会】