想定外は想定内?導かれるように福岡県の英彦山へ

前回の記事(『西へ、西へ、南へ、西へ』~青春18切符4日間の旅⑤(大分県・宇佐神宮編) )の続きです。
 

予定にも想定にもなかった福岡県の英彦(ひこ)山。
 

FBで繋がっている淳子さんからのお誘いがあったものの、

時間的に厳しいこともありお断りしようと思っていました。
 

ところが、宇佐神宮で出会った初老の男性が、

「よし、わしが英彦山まで車で連れてっちゃる」

とおっしゃってくださって、、、
 

その有り難いお言葉に甘えて英彦山まで連れてっていただくことになったのです。
 
 

「えっ?なに?なに?この展開、、、」
 

自分の意思ではないところで、ことが動いているようで、

目の前で起きていることに、現実味があまり感じられない僕。
 

当初、英彦山まで、2時間くらいかなと男性は言っていましたが、

新たに出来たという高速道路を使い、1時間半くらいで到着しました。
 
 

英彦山へ向かう道中、男性は、

神社を巡るのが好きで、いろいろな神社へ参拝していること、

山にもたくさん登っていること、

そして、聞いたことがないような驚くような内容のお話まで、たくさんのことを教えてくれました。
 

僕が高速道路の料金を払おうとすると、

「これも神様への御奉仕じゃけえ」

と受けとろうとしません。
 

「神様はいろいろと不思議なご縁を繋いでくださる。ご縁は大事にせにゃあ」

そう何度も言っていました。

英彦山へ到着

待ち合わせた英彦山の銅の鳥居の駐車場へ着くと、先に到着していた淳子さんの姿が見えました。

一番下の子、清地くんと一緒です。

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フェイスブックで繋がっているとは言え、お会いするのは初めて。

やはり実際にお会いするのは嬉しいものです。
 

初老の男性のお名前は萬田さんといいます。

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僕と一緒に車から降りてくると、淳子さんと三人で、この不思議なご縁の繋がりを喜んでいました。

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「バトンタッチな」

萬田さんは、そう言うと淳子さんと手を合わせ、握手をします。
 

僕も握手をして、御礼を伝えました。
 

「また、どこかで会うじゃろ」

萬田さんは、そう言うと、笑って英彦山を後にしました。

豊日別命(とよひわけのみこと)を祀る豊前坊 高住(たかすみ)神社へ

さて、不思議なご縁つながりと流れで英彦山までやってきたものの、、、

この日は、お互いにあまり時間がなかったこともあり、高住神社だけを参拝することになりました。

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清地くんが待ちきれず?1人で階段を登って行きます(笑)

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一礼して鳥居をくぐり、ゆっくりと境内の階段を登っていきます。

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修験道の開祖、役行者の像がありました。

「苔のむすまで」と君が代にありますが、苔と同化して、なんとも味わいと親しみがあります。
 

「今日はいつもより優しいお顔をされていますね」

英彦山に馴染み深い淳子さんには、いつもと違った印象があったようです。
 

この役行者像だけではなく、高住神社、もしくは英彦山そのものなのかもしれませんが、

今日は優しい感じがするということを淳子さんはおっしゃっていました。

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階段を上がると、社殿が見えてきます。

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狛犬も苔と同化しています。

味わいがありますね。

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社殿の背後には大きな、大きな岩が。

拝殿の奥は天狗岩の窟(いわや)となっています。
 

この光景、今年の2月、旧正月に訪れた大阪の磐船神社を思い出すなぁ(『饒速日命(ニギハヤヒノミコト)降臨の聖地とされる磐船神社へ』)。

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拝殿の額には「豊前坊」と掲げられています。

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御祭神は、

豊日別大神(とよひわけ)

天照大神(あまてらす)

天火明命(あめのほのあかり)

火須勢理命(ほすせり)

少名毘古那命(すくなびこ)
 

五柱の神々ですが、英彦山と言えば忘れてはならないのが豊前坊という大天狗です。
 

拝殿の額に「豊前坊」と掲げられていましたよね?
 

ここ高住神社は、江戸時代まで日本八大天狗である「英彦山豊前坊」が住まう霊地として信仰され、

明治以降も修験の聖地として崇敬されています。
 

この神社と馴染み深い淳子さんが神社の方へお話をしてくださって、

拝殿の中へ上げて頂き、ゆっくりと手を合わせることができました。
 

不思議なご縁が繋がって導かれたこの高住神社。
 

拝殿の中で正座をして、手を合わせ、

「ご縁をいただきありがとうございます」

とお伝えした後、しばらく目をつむっていました。
 

カラダの周囲、上、もっと広がったところが反応しているのが分かります。

一礼して、目を開けた後も、しばらくその場に座って、

カラダを超えたところで感じている喜びや温かさにただ身を任せていました。
 

広がり、繋がっていく感覚、、、

全身全霊という言葉がありますが、この全霊とはカラダを超えたところに在るもともとの雄大な意識で、

そこは全てと繋がっているところなのだということが、理屈ではなく、体感として分かったような気がします。
 
 

短い時間ではありましたが、それでも、じっくりと高住神社にいらっしゃる神様と交流することができました。

名残惜しいと思いつつ、拝殿を出て、高住神社を後にします。

JRだと田川後藤寺駅が近いということなので、淳子さんの車で送って頂きました。
 
 

駅に到着すると、小倉駅までの直通の電車がホームに止まっていることに淳子さんが気づきます。

なんでも、1時間に1本あるかないかの電車なのだとか。

ここでもタイミングバッチリですね(笑)
 
 

萬田さんと淳子さんによると宇佐神宮の御許山と英彦山は深い繋がりがあるのだそうです。

不思議なチカラが働くように、お二人は、そのご縁を僕に繋いでくださいました。
 
 

萬田さん、ありがとうございます。

淳子さん、ありがとう。

清地くんも、ありがとう。
 

そして、ご縁を繋いでくださった神々さま、ありがとうございます。

心より感謝を込めて。
 

「御許山と英彦山に必ず戻ってこよう」

そう思い、淳子さん、清地くんと別れ、福岡の地を後にしました。

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『西へ、西へ、南へ、西へ(そして、東へ)』~青春18切符4日間の旅⑦(原爆ドーム編)