神社参拝~その深い意味を体感した日
いまさらだけど、神社に参拝する理由って?
もしあなたが
「神社は何のために参拝しますか?」
と聞かれたとしたら、なんて答えますか?
祈願のため?
感謝を伝えるため?
実は僕もこの二つくらいしか浮かばなかったんです、神社に参拝する理由が。
でも先日参加したイベントで、神社参拝にはもっと深い意味があるということを知りました。
腑に落ちるとはまさにこのこと。
「えっ!そうだったんだ!」
という感じです。
この深い意味を知ると、どちらかというと受け身になりがちな神社参拝が、より積極的な意味合いを持つようになります。
この記事では参加したイベントの様子や感じたことを踏まえながら、
神社参拝の深い意味について書いていきます。
神社はなんとなく行くのは非常にもったいない。
「えっ、そうなの?」と気になった方は読んでみてね。
神伝人(つたえびと)山田祥平さんが伝える神社参拝
先月(7月25日)、『神伝人(つたえびと)祥平とゆく 明治神宮参拝&お話会』に参加してきました。
案内人は神伝人(つたえびと) 山田祥平さんです。
祥平さんが展開するお話やワークは古事記や神道というベースがありながらも、それにとらわれない自由さがあります。
自由といっても奇想天外、荒唐無稽なものではありません。
実際に自分が深く体感してつながったもの。
古事記や神道に対する深い知識。
この両輪がしっかりしているのです。
だからなのでしょう。
祥平さんのお話はとにかく分かりやすくて、心に染みわたるようにスッと入ってきます。
とかく理屈や難しい理論になりがちなことも「なるほど!」と納得することばかりです。
そんな祥平さんが案内する明治神宮はやはり濃密でした。
本殿に行くまでなんと約1時間半。
要所要所で立ち止まりながら祥平さんならではのお話が展開されていきます。
・杉と楠に見る男性性、女性性
・明治神宮がどのように造られたのか
・明治天皇が果たした役割
・新嘗祭や神嘗祭の重要性
などなど。
どの話も奥深く、心に響くものばかりです。
本殿に行く前に祝詞を挙げてもらいお祓いをしてもらいました。
そして、参拝の作法や意味を教えてもらいます。
聞いたことがない話にも「なるほど〜」と納得してしまうのが祥平さんのすごいところです。
神社参拝のもうひとつの深い意味とは?
僕が今回いちばん響いたのは、神社に参拝するもうひとつの深い意味です。
ほとんどの人が、もっと深い意味があることを知らないのではないかと思います。
神社に参拝するもう一つの深い意味。
それは、自分が神様と同じ御霊をもった存在、すなわち神様だと気づくということです。
肉体を持つことは、さまざまな不自由を強いられます。
維持するためには食べる必要があり、そのためのお金も必要になる。
しかし、そこばかりにフォーカスすると魂の本来の目的を忘れてしまう。
みんな何かしらの目的をもって、この現世にやってきたはずなのに、、、です。
神社はそれを思い出す場所。
そこにいらっしゃる神様と向かい合い、自分の中にいる神様の存在を思い出す場所なのです。
そして、参道を通って現実世界(人間世界)に帰っていく。
参道は産道
母親の産道を通って生まれてきたように参道を通って再び生まれ変わる。
そして肉体がない神様の変わりに、この肉体を使って自分のたましいの目的を果たす。
そこには神様を拝み奉るだけではなく、神様と人間が共同でこの現世をよりよい世界にしていこうという姿があります。
そんな想いで神社を参拝をすると、感じるものが全然違ってきます。
天と地とつながってどこまでも自由に
生きていればさまざまな事がありますよね?
でも、一見関係なく点のように散らばっているようなことも実はすべてつながっています。
そして、点と点がつながり、和となり、渦となりエネルギーを生み出していく。
人との縁も円のようにつながり、渦のようになっていく。
それはイベントなどの特別な場所で集まった人だけではなく、出会う人、話した人すべてがそうなのかもしれません。
起こる出来事、出会う人が重層的に絡み合い、つながって人生は展開していく。
人それぞれが自分の人生の創造主。
そして、自分が創り出す渦はそれぞれの人生の物語です。
その中心には天と地とつながっている自分自身がいる。
その軸がしっかりしていれば、目の前で起こるさまざまな現象に対する捉え方も変わってきます。
もしそれがグラついたとしたら、また神社に行ってリセットしてくればいい。
そこにいらっしゃる神様に会い、自分の中にいる神様を再認識してくる。
祥平さんは天と地とつながる重要性を説き、それを実践している人です。
語られるお話はその生き様からあふれでたもの。
だから深いところに響くのです。
「天と地としっかりつながっていれば、人はどこまでも自分らしく自由に生きられる」
祥平さんを見ていると、本当にそう思います。
午後2時から始まった集まりは、明治神宮から喫茶店へ、
そして宴の席へと場所を変えてなお続いていきました。
深い気づきと笑いが絶えない、本当に充実した1日でした。
祥平さん、参加されたみなさん、
素晴らしい時間をありがとうございました!
いかがでしたか?
あなたがもしこの記事を読んで、神社に参拝する深い理由が腑に落ちたとしたら、
まず氏神様など身近な神社へ参拝してみましょう。
きっと、新たな気持ちで神社に参拝することができると思いますよ。
P.S.人力車で日本一周をしたこともある祥平さんは、とにかくバイタリティーあふれる人です。
とにかく実際に会って、お話を聞くのがいちばんです。
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