古の叡智「勾玉」の力を解き放つ
「勾玉」に込められた本来の力ってご存知ですか?
あなたは「勾玉」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
人それぞれだとは思いますが、一般的には、
「神社で御守として授かるもの」
というイメージでしょうか。
少し詳しい方なら、
「三種の神器の八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」
を思い浮かべるかもしれませんね。
「古事記」などの神話を読んだことがあれば、天岩戸開きのときに「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」が使われたというお話を知っている方もいるのではないでしょうか。
このように神話や神社と関わりがあるので、「勾玉」が古より存在していたことは想像できると思います。
でも、古の人たちの「勾玉」に込めた叡智や力というものが、どんなものなのかは意外と知られていません。
論理的になり過ぎた現代人より、はるかに直感的で感性が豊かだった古の人たちは、宇宙という広大な視野で物事を捉えていました。
森羅万象と共にあった僕たちの祖先は、そこから感じ取ったものをさまざまな形として、僕たちに残してくれています。
「勾玉」もその一つと言うわけですね。
しかし、とうの現代人がそこにある本来の意味を忘れてしまい、というより教えてもらっていないために、せっかくの叡智がほぼ形という形式的な存在としてしか認識できていないという感じとなっています。
日本という素晴らしい国に生まれながらも、神話や歴史など連綿と語り継がれてきた貴重な物語を知らない人も多いです。
この「勾玉」という古の叡智と力に着目し、そこからセラピーとして発展させた方がいます。
勾玉セラピー創始者の伊藤直美さんです。
セラピーと言えば、国内外を問わずさまざまなものがありますよね?
でも、「セラピー(Therapy)」という言葉が英語であることからも分かるように、海外から輸入されたものや、それに少し手を加えたものというのが多いです。
そんな数あるセラピーの中でも、勾玉セラピーは日本ならではの画期的な手法となっています。
セラピーという個人的な枠を超えて、日本や集合意識というもっと大きな視野で捉えているからです。
日本や集合意識と聞いて、
「ちょっと漠然としてよく分からないな」
と思った方もいるかもしれません。
でも、これは机上の空論ではなく、個人的にどうやって集合意識へアクセスして使いこなすかという方法でもあるのです。
なぜ日本や集合意識という大きな視野が必要なのか
人類の長い長い歴史の中で、人は自分のかけがえのない人生という物語を、それぞれの生き方や在り方でこの地球に刻んできました。
しかし、その多くは争いや比較、優劣など、個と個がぶつかり合うような生き方や在り方です。
その結果、現在は地球全体が分離という方向へ進み、バラバラな状況となっています。
これは自我という表層意識の性質が過剰に働きすぎた結果といってもいいかもしれません。
なぜなら自我は全体から自分を区別するために存在するものだからです。
最初は全体から自分を区別するというだけだったのに、それが競争、優劣という違いを生み、拡大されてしまったというわけですね。
ただ、人類の歴史という広義の意味ではこの経験も必要だったという捉え方もできます。
分離という経験を行き着くところまで経験した後だからこそ、統合、調和というものをより深く知ることができるからです。
この世界は陰と陽という両極、コントラストがあるからこそ成り立っています。
「闇を知らなければ、光を知ることもなく、光を知らなければ、闇を知ることもない」
というように、互いの存在があるからこそ認識ができるからです。
でも、そうは言いつつも、あまりに分離してバラバラになり過ぎると、地球全体が本当に大変なことになってしまいますよね?
僕たちは個というとても制約を受けた存在だとずっと信じてきました。
信じさせられてきたという方が正しいのかもしれません。
「世界という大きな枠組みに支配されるようなちっぽけな存在」
「仕組みや枠組みの中でしか生きられないような存在」
その結果、多くの人が不自由さや不満を募らせて、競争や優劣という意識を拡大させていったのではないでしょうか。
しかし、時代とともに、その概念がおかしいということに気づいた人たちがいます。
「僕たちは自らの内に創造するという力を授かっている」
ということにです。
意識ではなく無意識(潜在意識)にこの創造する力が宿っているということに気づいたのです。
この創造する力に勾玉が関わってくるのですが、ここでは深く触れずに話を先に進めますね。
自らの創造力に気づいた一部の人たちは、その力を発揮して内なる願望を叶えるようにもなりました。
一部の上にいる人たちが決めたルールに従った世界に生きるのではなく、自ら創造した世界で生きることができるようになった人もいます。
でも、それだけでは、まだ不十分でした。
なぜなら、個人的な願望を叶えることに力を入れ過ぎて、競争や優劣がより冗長されてしまった面もあるからです。
無意識には潜在意識という領域の奥に集合意識というものがあります。
これは、個を超えた人類全体が共有している意識です。
ここには全てがあります。
善と悪。
過去、現在、未来。
人類が今まで刻んできた記憶も、これから起こるであろうことも。
縄文時代は1万年以上続きましたが、大きな争いはありませんでした。
いま多くの人が、なぜか「縄文」というキーワードに惹かれています。
なぜなのでしょうか?
これは集合意識にある「縄文の調和」という思想に自分たちが求めるもの、これからの在り方としてのモデルを感じ取っているからだと思います。
僕たちは、外へ、外へと一生懸命、答えを探し求めてきました。
しかし、本当にほしかったことは、外にではなく既にあったということです。
人類が刻んできた膨大な記憶が巨大な山のように積まれていて、その高さや大きさばかりに目を奪われてきました。
でも、それは知覚できる一部のもので、その山の下にはもっと膨大で、計り知れないくらいの叡智があったのです。
あなた自身が創造主として生きるために
日本人の神話や歴史などの貴重な物語もそうですね。
本来なら、連綿と受け継がれるものが途絶えてしまい、忘れ去られてしまっています。
人は生まれる前にこの世で自分がすることを決めてくると言います。
生まれてくる国だってそうです。
あなたはなぜ今の時代に日本に生まれてきたのでしょうか。
ここにも大きな意味があるはずです。
これからは個が全体のために行きる時代。
これは決して自己犠牲ではなく、個の力を全体のために活かすということ。
真我という本来の自分の力を全体のために発揮するということに、本当の喜びを感じる時代です。
勾玉セラピーでは、「勾玉」を含む「鏡」「剣」という三種の神器をオルゴナイトで作ったものを使ってセッションをしますが、セラピストになるためには神話や色彩学、集合意識(陰陽統合)など幅広く学びます。
それは、ここまでお話をしてきたように、一人ひとりが創造する力をもって全体のために生きるためにです。
日本人としての連綿と受け継がれてきた精神を大切にして、それを伝えるためにです。
「勾玉」は「真我魂(まがたま)」とも書きます。
「真我魂(しんがたましい)」とも読めますね。
真我、本来の自分として生きるということです。
僕は勾玉セラピストの千葉由紀子さんに創っていただいた勾玉オルゴナイトを身につけています。
勾玉オルゴナイトとは、古来の勾玉にオルゴナイトという技法を組み合わせたものです。
これを身につけてから、より本来の自分らしく生きれるようになっています。
不思議ですね。
でも、ここにも勾玉に秘められた力が発揮されているのです。
もっと「勾玉」や「勾玉セラピー」について語りたいところなのですが、
実はこの記事でご紹介した「勾玉セラピー」や「勾玉」のことをもっと深く知ることができる雑誌が販売されることになりました。
「勾玉」
「勾玉セラピー」
「勾玉オルゴナイト」
「潜在意識」
「集合意識」
この本を読むことで、私がこの記事で書いてきたことをより深く知ることができます。
それだけじゃないんです。
この宇宙には色霊、数霊、音霊、形霊、言霊だけがあると言いますが、その数霊についてかなり詳しく書いてあります。
「ミロク(369)の世」についての大変興味深いお話です。
そして、この数霊、そして色霊、形霊も勾玉セラピーに深く関係しているとのことです。
また、それ以外にも、実際に「勾玉セラピスト」として活躍している方の生の声、セラピストさんが創った美しく個性的な「勾玉オルゴナイト」など、読みどころ、見どころ満載です。
この「勾玉」という雑誌を通して、「勾玉」に秘められた叡智や力についての認識をさまざまな面から深めてみませんか?
書店やAmazonでご購入することができますよ。
“古の叡智「勾玉」の力を解き放つ” に対して1件のコメントがあります。