自転、公転、そして、歳差運動?
目次
自転、公転、そして、歳差運動?
「地球は自転して、太陽の周りを公転している」
ということは学校で習った記憶はあるけれど、
「歳差運動」という言葉や概念を知ったのは昨年のこと。
理科が苦手だった僕ですが、この話を聞いて興味深々。
自分なりにまとめてみました。
皆さんは「歳差運動」をご存知でしたか?
興味深いお話なので、もし知らないという方は読んでみてね。
整理も兼ねて基本の「き」から
地球は太陽の周りを1年かけて公転しています。
太陽(公転面)に対して地球の地軸(北極と南極を結ぶ線)の傾きは23.4度。
また地球自身も、この地軸(北極と南極を結ぶ線)を中心として1日1回自転しています。
自転によって太陽の当たる時間(昼)と当たらない時間(夜)が、
公転によって四季(春夏秋冬)ができます。
では、歳差運動とは?
この自転、公転ともう一つの回転運動が「歳差運動」です。
先程も書きましたが、太陽(公転面)に対して地球の地軸(北極と南極を結ぶ線)の傾きは23.4度。
地球が太陽の周りを公転する際、
垂直軸に対して地軸(自転軸)がこの傾きの幅(23.4度)でコマの首降り運動のような回転を起こします。
コマが回っているとき、垂直軸に対してコマの頭のてっぺんの軸がゆらゆらと揺れているイメージです。
この垂直軸が「公転面(太陽)に対する地球の垂直軸」、
コマの頭のてっぺんの軸が「地球の地軸(自転軸)」に置き換えると分かりやすいと思います。
自転と歳差運動の区別が分かりづらいかもしれませんね。
自転は「地球の地軸の傾き23.4°の軸を中心」に1日1周しますが、
歳差運動は「地球の地軸の傾き23.4°の軸が公転面(太陽)に対して垂直な地球の軸を中心」にコマのように約2万6千年かけて1周します。
イメージが浮かびにくい方は、Wikipediaの「歳差」のページのリンクを下記に貼りましたのでご覧になってくださいね。
歳差運動の周期2万6千年には深い意味がある?
この2万6千年周期は、半分の1万3千年ごとに分離と統合の時代に分かれると言われています。
自我意識で個を生きるのが分離の時代、
真我という本来の意識に戻って個の違いを認め合い、全体のために個を活かすのが統合の時代です。
1万3千年の分離の時代が終わり、2012年の冬至を境に統合の時代へと入ったようです。
僕がこの歳差運動の周期や分離、統合のことを知ったのは、
『日月神示、マカバ、フラワーオブライフ 宇宙の最終形態「神聖幾何学」のすべて【一の流れ】/トッチ+磯正仁著(ヒカルランド)』を読んだのが初めてでした。
神聖幾何学アーティストのトッチさんと古神道研究家の磯正仁さんの共著のこの本には、
宇宙の叡智に関するヒントが散りばめられています。
トッチさんのWSにも2回参加しましたが、
トッチさんが伝える叡智は綿棒で神聖幾何学の形を立体で作ることで落とし込めるものだということがよく分かりました。
シンプルですがとても奥が深い世界です。
春分点の12星座間の移動によって時代の性質は変わる?
さらに、この歳差運動の軌道には12星座が配置されています。
春分点の位置が星座間を移動するのに約2160年。
2160×12星座で25920年(約26000年)となります。
春分点がどの星座にあるのか(約2160年周期)で時代の性質が変わってきます。
紀元前ゼロ年から2000年くらいまでが魚座の時代、
2000年から4000年くらいまでが水瓶座の時代です。
魚座の時代の特徴は「支配や対立、競争」という男性性のエネルギーが強くなること。
一方、水瓶座の時代の特徴は「調和、違いを認め合う」という女性性のエネルギーが強くなること。
現在はちょうど魚座から水瓶座の時代への変わり目というところ。
時代の大きな変わり目だということは多くの人が感じていることだと思います。
スピリチュアルな世界ではしきりに言われていますが、
こうして天文学的な面から捉えるとまた見方も変わるのではないでしょうか。
【日月神示、マカバ、フラワーオブライフ 宇宙の最終形態「神聖幾何学」のすべて】
神聖幾何学アーティスト トッチさんが古神道を探求されている磯正仁さんと共著で出版されている書籍があります。
トッチさんが語られることは、実際に手を使って綿棒でカタチにすることで理解を深めていく世界ではありますが、その世界の一端に触れることができるのがこちらの書籍です。
綿棒ワークをされている方は、理解を深める助けになるでしょうし、
まだ綿棒ワークをされたことがない方には、この世界に触れるキッカケになるかもしれません。
P.S.冒頭のこちらの写真は、まんだむさんによる写真ACからの写真です。
使わせていただきありがとうございます。