スサノオノミコトからのメッセージ
おそれるな(恐れるな)
やるならやれよ
はらくくれ(腹くくれ)
できないならば(出来ないならば)
やめておけ
そなたのおもい(そなたの想い)
すすむみち(進む道)
そのさきにある(その先にある)
ゆくすえに(行く末に)
こころはあるか(心はあるか)
よろこびは(喜びは)
そこにあるのか
うつしよに(現世に)
カラダのなかに(身体の中に)
タマやどし(魂宿し)
いのちをもやし(命を燃やし)
いまここに(今ここに)
あるものたちよ(在る者たちよ)
そのおもい(その想い)
そのありかたに(その在り方に)
いきざまに(生き様に)
ウソはないのか(嘘はないのか)
とうてみよ(問うてみよ)
おのがこころに(己が心に)
とうてみよ(問うてみよ)
ふるえているか(震えているか)
おそれるか(恐れるか)
トキはないぞよ(時はないぞよ)
トキはない(時はない)
このクニタマで
いまここで(今ここで)
タマかがやかせ(魂輝かせ)
よろこばせ(喜ばせ)
ひかるみはしら(光る御柱)
たててみよ(立てて見よ)
マコトのみちへ(真の道へ)
ふみだせば(踏み出せば)
まちかまえてる(待ち構えてる)
さまざまな(様々な)
かなしみつらさ(悲しみ辛さ)
なんのその
きざめよきざめ(刻めよ刻め)
そのおもい(その想い)
タマにきざめよ(魂に刻めよ)
そのすべて(その全て)
かんじたことは(感じたことは)
たからもの(宝物)
トキすぎさりて(時過ぎ去りて)
タマとシヰ
わかれるときに(分かれるときに)
くやむなよ(悔やむなよ)
トキもどらぬぞ(時戻らぬぞ)
もえたぎる(燃えたぎる)
あつきちしおを(熱き血潮を)
ときはなて(解き放て)
おもいのままに(思いのままに)
やりぬいて(やり抜いて)
タマふるわせよ(魂震わせよ)
おもいきり(思い切り)
いきていきたら(生きて生きたら)
ほしになり(星になり)
ひかりとなりて(光りとなりて)
かえるのよ(還るのよ)
くいをのこさず(悔いを残さず)
ふるさとに(故郷に)
アモトにかえる(アモトに還る)
えみうかべてな(笑み浮かべてな)
この作品は2018年に書いたものです。
スサノオノミコトから得たインスピレーション(メッセージ)によって生まれました。
スサノオノミコトは、ぼくにとって馴染みが深い神様。
生まれた場所に縁がある神社(産土様)の御祭神としてお祀りされているからです。
神話などで伝わっている話では、天照大御神を困らせたことで悪者として描かれていますが、
ヤマタノオロチを倒し、出雲の発展の礎を築くなど、持ち前の勇敢さやバイタリティも発揮しています。
いろいろな見方、捉え方があるとは思いますが、
ぼくが感じるスサノオノミコトは、
「感受性が強く、男気があって面倒見がよい」
という印象。
この作品に書かれている詩は、そんな印象から生まれたものです。
あくまで、ぼく個人が感じたことを詩にまとめ、作品にしたものではありますが、
ホツマツタヱから学んだ要素も所々に含まれています。