原点回帰
森羅万象は
幽玄なり
人もまた
これに違わず
人生は
いのちの物語
限りある
時間の中で
展開する
あなただけの宝物
そこにある
さまざまな物語
上り坂下り坂
まさかの物語
答え求めて
大海原へ旅立つも
求めることに
とらわれて
望んだ答えを
見失う
得ることを
貪欲に求め
失うことを
極端に恐れる
得る得る得るで
膨れ上がった
心たち
何が必要で
何が不要かも
分からなくなった
心たち
何が善くて
何が悪いのかも
分からなくなった
心たち
情報におぼれ
知識におぼれ
我欲におぼれた
心たち
いまこそ
不要なものを
手放して
己の原点に
立ち還り
己の本質に
立ち還るとき
原点に戻るは
後戻りにあらず
己の真の姿を
思い出し
己の真の在り方を
再認識することなり
そこからあなたの
新たな物語が
始まるのです
この「書」は2016年に書いたものです。
ブログの背景画像として使っています。
振り返ってみると、この7年はぼくの人生の中でもとてつもなく濃密な時期でした。
ポジティブなことも、ネガティブなこともです。
自分自身の存在自体が激しく揺さぶられ、
迷宮に入り込んでしまった時期もあります。
この詩で言わんとしていることは、
「本来の自分に還る」
ということです。
言葉にすると簡単ですが、
実践するとなると、これが中々、、、難しい。
それでも、、、です。
7年経った今、様々な出来事を振り返りながら改めて思います。
あのとき、7年前に決めたこと、
「本来の自分に還る」という道を進み続けたいということ。
外に何かを求めるのではなく、
内なる自分自身へと還っていく未知なる道を。